ペプチドワクチン療法 Peptide Vaccine
特徴
ペプチドは8〜10個のアミノ酸からなるタンパク質の小さな断片です。がん細胞の表面には、がん化すると増殖したり、突然現れるタンパク質など、がん特有のタンパク質のかけらがあります。これがペプチドで、がんを特定する際の目印、いわゆる「がん抗原」とも呼ばれています。科学の進歩で人工合成できるようになり、自己がんの代替が可能になりました。このペプチドをワクチンとして利用する免疫療法が、ペプチドワクチン療法です。患者さんの体内にペプチドワクチンを投与すると、体内の免疫細胞ががん抗原を覚え、がん細胞を集中的に攻撃します。
ペプチドと呼ばれる人工のがん抗原を注射します。この治療法の作用機序は樹状細胞療法と同様です。がん抗原を貪食した樹状細胞はそれをCTLに提示します。CTLはその刺激により活性化しがん組織を攻撃します。
問題点
日本人では10〜30%ががん抗原と樹状細胞ががん抗原を提示する時の手となるHLA class Iが適合しないため、効果が得られません。
主な免疫細胞療法の種類

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